セルフケア: コンフォートフード
2007-08-11更新
ストレスや不安を強く感じるときほど食べ物に手が伸びる人は多い。私もその一人で、ライセンス試験のプレッシャーを抱えていた去年などは、勉強を始めようとすると途端に気持ちが落ち着かず、何かないかなとキッチンをうろうろして目についたものをよく食べた。口というのは、産まれてきて初めて経験する快楽と安心の源である。生きるための栄養を取り込み、母親と触れ合い、それによって安心を覚えて欲求が満たされる場所なのである。
大人になった私たちが口から欲求を満たし安心感を得ようとするのはごくごく自然なことだ。食べ物に限らずタバコやお酒、爪を噛んだり、キスをしたり・・・口に関連するものはこうした欲求や感情と少なからず結びついてることが多い。
コンフォートフード(Comfort Food)というのは心が安らぐ食べ物を指すそうだ。子どもの頃よく食べていた馴染み深い食べ物。高価なものでなく簡単に用意できるもの。そして食べると元気がでたりほっとする癒しの食べ物。誰でも一つや二つはあるという。
私にとって、コンフォートフードと聞いてまず浮かぶのはなべ焼きうどん。小学生の頃、風邪をひいて寝込んでるとき母がよく作ってくれた。今でも体調を壊すとなべ焼きうどんが食べたくなる。そんなとき自分で作るのはお手軽うどんだが、それでもあつあつなのをふーふー言って食べると背中をなでられているようなあったかい気分になる。
おにぎりもそうで、炊きたてご飯で作ったおにぎりをほおばる時は本当に幸せを感じる。仕事を終えて帰宅したとき、朝作っておいたおにぎりのことをはっと思い出してうれしくなる。そして食べるとほっとする。
皆さんのコンフォートフードは何ですか?
(青木 貴美) →プロフィールはこちら